昨日の陝西日報に,西安カルフールでの不買運動について記事が出ていましたので,一部意訳して翻訳してみました。
 「4月19日,西安小寨の大型スーパー「家楽福」(=カルフール)前で,長く続いている春雨の中,西安美術学院,理工大,外事学院,財経学院,欧亜学院などからやって来た学生数十名が,それぞれ”北京オリンピックを支持しよう,カルフールをボイコットしよう”のメッセージを掲げてフランス製品およびカルフールに対するボイコットの意を表わした。座り込みによる抗議活動は午前9時から夕方6時までほぼ9時間におよび,その後周囲で見ていた100人余りの人々も含め,皆次第に解散していった。」
 「この数日,多くの西安市民が”カルフール ボイコット”と呼ばれる携帯メールを受け取っている。それらのメールによると”カルフールの大株主が巨額の資金をダライ・ラマに寄付し,チベット独立を支持している”ということであり,また一部のフランス政治家も北京オリンピックをボイコットする声明を出しているため,中国の消費者にカルフールで物を買わないようにさせ,中国国民の怒りを伝えたいようである。今回の座り込みデモの組織者は,”私はクラスメートと,フランス・パリ駅で五輪の聖火リレーが妨害されて聖火の神聖さと尊厳が汚され,カルフールの大株主の会社ルイ・ヴィトンが幾度もダライ・ラマに資金援助をしていたというのを見てすぐ,皆進んで連絡を取り合って組織し,小寨のカルフールに来てボイコットを行なうことにしたんです”と語った。この後,記者はすぐにカルフールの責任者にここ数日の販売状況を尋ねたが,まだ回答を得られていない。」
→写真と原文はこちらをご覧ください
 ↓写真は今日のカルフール前。
カルフール1

 19日に私はカルフール近くに行っていないのですが,昨日も誰もこの事件に触れていなかったので,ただ一部の学生たちが店の前で騒いで周りに人が少し集まった程度だったのだろうと感じられます。本当にスゴイことになれば,数百人〜千人くらいはかるく集まるはずですから。
 ただ,西安は学生の街で,良いバイトも見つからなくて時間を持て余している学生も少なくないため,簡単に今回のようなことが起きる土壌はあると思います。単に騒ぐ場所を求めている学生も多いはずです。数年前に西北大学である日本人が行なった無思慮な行動が大規模な反日運動に広がったことを思うと,今西安に滞在している人もこれから西安に来る人も,不用意な行動をしないように気をつける必要があるでしょう。
 それに,このところ,聖火リレー妨害のことが騒がれていますが,こちらでは聖火を守った”英雄”たちを称賛する記事が多く,愛国心を高めるようとする動きが強い感じです。新聞でもチベット独立騒動のことや新疆のテロ組織のことが取り上げられ,オリンピックを前にして国の結束を揺るがそうとする存在に対して当局もかなりピリピリしている感じです。外国人に対する管理やチェックも厳しくなってきていますので,旅行で来られる方は是非,言動が誤解を招くようなことがないか注意しながら楽しみましょう。

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