今日は朝からよく冷え込んでいます。ちなみに気温は朝が−3℃、ただいま午後8時で−5℃。昼間も全く上がらず、夕方から外に出かけましたがどんどんと寒くなっていくのを感じました。
 それもそのはず、今日は冬至。まさに冬到来という感じです。
冬到来
 中国では、秦嶺山脈以北を北方、以南を南方と呼びますが、この山脈を境に気候がまるで違います。北方は寒冷・乾燥、南方は温暖・湿潤で、特に冬はその違いが歴然としています。南方では冬も最低気温が10℃前後なのに比べ、北方では零下になり、東北地方などでは-20℃を下回ることも珍しくありません。
 ですので、北方に属す地域のマンションでは「ぬぁんちい」が欠かせません。「ぬぁんちい」って何だ?という方もいるかと思います。漢字で書くと「暖気」。実物はこんな感じです・・・
暖気
 鉄の配管の中を熱いお湯が通っていて、周りの空気を暖める構造になっています。オイルヒーターとちょっと似てますね。大抵のマンションでは各部屋にこのシステムがあって全体が暖まる仕組みになっています。お湯自体は建物全体で供給されていて、毎年11月15日〜3月15日の4ヶ月間はこのおかげで暖かく過ごせます。
 ただこの「ぬぁんちぃ」、問題がない訳ではありません。絶えず暖かいお湯を循環させるわけなので、当然費用がかかります。平均的な単価は1?当たり5元(/月)程度。つまり、100?の家なら月額500元、先払いなので4ヶ月分で2,000元です。月1,000元の家賃のマンションなら、2ヶ月分の家賃をさらに払うようなものです。今年は金融危機や不景気のせいもあってか、お金が払えない、もしくは払いたくない人が大半を占めるマンションも少なくなく、そうなるとマンション全体として供給ができなくなり、すでに支払いを済ませた人など、お金を払ったのに暖房が出ないという事態になり、各地でもめごとがたくさん起きたようです。
 しかも、費用がかかる割りに、設備の古いタイプのマンションでは調節ができないため、暖かい日にも止めることができず、家の中が暑くなり過ぎて窓を開けるハメになったりします。反対に、新しいマンションなど節約型になっている所では夕方から朝にかけてしか出さないという所もあったりして、それはそれで不便のようです。
 また、所詮はお湯ですので、ストーブなどとは違って効率はそれほど良くありません。大きい部屋に小さい”ぬぁんちい”が一つだけというような場合は結構寒い思いをすることになります。それにマンション全館を一続きにしてお湯を供給しているため、奥のほうの棟ではお湯がぬるくなってしまって暖まりにくいということもあります。そうなると、「ぬぁんちぃ」ではなく「ぬるっちぃ」になってしまいます。
 とはいえ、やはり今日のような寒い日は「ぬぁんちぃ」様様です。家全体が常時暖まっているので、帰った時ほんとホッとします。

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