10月初めと下旬に15.5円以上を試していた人民元ですが、一昨日から0.3円以上下落しています。もっとも、外貨全般が軒並み下落し始めているためですが、そのきっかけとなったのは「トランプリスク」でした。

 聞き慣れない方もいるかもしれませんが、要はアメリカの大統領選に伴う動きということです。具体的には、一昨日の米ABCテレビとワシントンポスト紙の世論調査で、トランプ候補の支持率がクリントン候補の支持率を上回り、これまでのオバマ政権の流れを踏襲する見通しが遠のいたということで、いわゆる「リスク回避」の動きで円が買われ、外貨が急落しているのです。
 ここまで大きな反応になっている要因としては、イギリスのEU離脱も国民投票直前までは起こりそうもないとされていたのに、結果は離脱の決定になってしまったことも背景にあるものと思われます。今まで、まさかトランプ氏が選ばれるわけがないと思われているものの、大統領選が来週火曜日に迫ったこの段階で支持率が逆転したため、これはもしかすると…と不安が広まっているわけです。
 海外生活者としては、円が上昇すること自体は大歓迎なのですが、トランプ大統領が誕生するとなると、手放しでは喜んでいられなくなるかもしれません。
 アメリカ大統領選の11月8日(火)まで、今日を除けばあと3営業日しかありません。明日11月4日の晩は月に一度の米雇用統計の発表ですし、この数日間、為替が乱高下することも予想されます。そして、8日に本当にトランプ氏が当選した場合、その後の影響は相当な規模になるはずです。その反対に、ヒラリー氏当選なら、安心感から円が急落することも想定されます。
 この意味では、両替タイミングとして無難なのは、今の段階である程度両替しておくのが良いのかもしれません。(ギャンブル的には、トランプ氏当選を待つのはうまくいけばかなり金額が違ってくるはずですが。)
 十分注意したいものです。

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